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再生可能エネルギーに強いグリーンインフラレンディングの利回りが高すぎる

グリーンインフラレンディング

太陽光発電や風力発電、そしてバイオマス発電など、再生可能エネルギーへの投資が注目されています。

再生可能エネルギーは、固定価格買取制度(通称:FIT)が開始されてから国内での普及が進んでいます。

固定価格買取制度とは、太陽光発電所などの自然エネルギーによって生まれた電力を、固定された一定の価格で電力会社が買い取る約束を、法律で定めたものです。

つまり、太陽光発電所などを建設して発電した電力を、安定した価格で電力会社に売電できるため、資産運用の1つとして参入する事業者が増加したのです。

太陽光発電所には「空室」が存在しないため、不動産投資による賃貸収入と同様に安定した利回りが得られる投資先として注目されています。

ソーシャルレンディング業者の「グリーンインフラレンディング」は、再生可能エネルギーに特化したファンドを募集しています。

これまで、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電への投資に興味があったものの、投資額が大きすぎて手が出せなかった人も多いと思います。

グリーンインフラレンディングを活用することで、数万円程度の少ない資金で再生可能エネルギーの普及を応援することができ、またファンドを通じて安定した分配金収入を得ることができます。

グリーンインフラレンディングと太陽光ファンドの違い

メガソーラー

グリーンインフラレンディングは、主に再生可能エネルギーの建設事業者に対して、短期資金を融資する案件を募集しています。

ビジネスの仕組みを簡単に説明すると以下のようになります。

グリーンインフラレンディングを通じて複数の投資家から資金を集める。

集めた資金を使って土地や資材を購入し、太陽光発電所などを建設する。

完成した発電所を第三者に売却する。

売却して得た資金を原資として投資家に分配金を出す。

つまり、既に稼働している再生可能エネルギーの売電収入が分配金の原資となっているのではなく、これから再生可能エネルギーの発電所を建設して第三者に売却して得た資金が分配金の原資となります。

ちなみに、既に稼働済みの太陽光発電所などに投資をする、太陽光ファンドも存在します。また、上場している東証のインフラファンドの株を購入することでも、稼働済みの太陽光発電所へ投資することができます。

これらは、売電収入が分配金の原資となりますので、利回りは5%~7%程度となります。

グリーンインフラレンディングへの投資を決める前に、まず両者の違いを理解しておくことが非常に重要です。

グリーンインフラレンディングの隠れたリスク

リスク

あくまでも私の意見ですが、グリーンインフラレンディングには隠れたリスクがあると思っています。

前述したとおり、一般的な「太陽光発電ファンド」というのは、既に稼働済みの太陽光発電所から得られる売電収入が分配金の原資となっています。

稼働済みの太陽光発電所は固定価格買取制度(FIT)によって守られていますから、太陽光発電所自体が台風などで吹き飛ばない限りは安定した収益が保証されています。(台風で発電所が吹き飛んでも、通常は保険等に加入しているので、一定の利益は守られるケースがほとんどです)

一方で、グリーンインフラレンディングのように建設前の資金を集めている場合、将来的に固定価格買取制度が変更された場合に影響を受ける可能性があります。

というのも、固定価格買取制度の導入以降、太陽光発電所の建設が相次ぎ、経産省では太陽光発電所の建設を抑制する動きが出ています。

固定価格買取制度も当初は40円/kWhでしたが、買取価格は年々引き下げられている状況です。

もう一つは、経産省の認定を受けたまま建設されない「未建設・未稼働の太陽光発電所」が多いことが問題となっており、経産省ではこうした「申請だけを済ませて未稼働の太陽光発電所」の認定を取り消す可能性を示唆しています。

グリーンインフラレンディングの場合、ソーシャルレンディングで集めたお金を使って太陽光発電所を建設して第三者に売却するのが目的ですから、資金の募集期間中または発電所の建設期間中にFIT価格が下げられたり、未稼働の太陽光発電所の認定が取り消されてしまった場合、販売予定の太陽光発電所が売れなくなる可能性があります。

FIT価格の変更や認定の取り消しは、経産省の判断次第であり、それがいつ起こるかは誰にもわかりませんが、こうしたリスクが存在しているのは間違いありません。

グリーンインフラレンディングはソーシャルレンディング業者の中でも特に利回りが高いことで評判ですが、高い利回りの裏にはこのようなリスクがあることを認識する必要があります。

もちろん、リスクを理解した上でハイリスク・ハイリターンな投資を望むのであれば、グリーンインフラレンディングの利回りは大変魅力的であると思います。

バイオマス発電案件にも進出

バイオマス発電

近年、グリーンインフラレンディングは「太陽光発電所」だけでなく、「バイオマス発電所」の建設資金を募集している案件も見受けられるようになりました。

バイオマス発電所は太陽光発電所とは違い、まさにこれからといった状態なので、上記のように固定価格買取制度が引き下げられたり認定が取り消されるといった心配はありません。

ただし、グリーンインフラレンディングは建設前のバイオマス発電所に一定の価値を見出し、これを担保評価しています

完成済みの物件に担保を付けるのではなく、建設前の発電所ですから、バイオマス発電所の建設が頓挫すれば担保価値は毀損します。

「担保あり」という表記や、万全とも思える担保評価額が付けられていても、「現時点では存在していないもの」を担保とするのは正当に評価して良いのか?という疑問は個人的に感じます。

ちなみに、業界大手のSBIソーシャルレンディングは以前、「SBISLバイオマスブリッジローンファンド1号」というバイオマス発電所の建設資金を募集する案件を立ち上げていました。

SBIソーシャルレンディングでは、こうした「建設前」のものに対して担保評価は0円とし、その他の不動産担保などを付けて募集していました。

このように、グリーンインフラレンディングとSBIソーシャルレンディングの対応の違いから見ても、グリーンインフラレンディングの高い利回りはハイリスク・ハイリターンだと考えざるを得ません。

グリーンインフラレンディングの社長について

社長

グリーンインフラレンディングの社長は「中久保 正己」氏という人物です。

中久保 正己氏は再生可能エネルギーの普及やスマートシティの構築を目指した「JCサービス」という会社の代表取締役を務めています。

従業員数は55名、資本金は2億7,315万円の会社で、これまでに47件の太陽光発電所の開発実績があります。

グリーンインフラレンディングの貸付先はJCサービスとなっており、JCサービスが太陽光発電所やバイオマス発電所の建設資金を募るために、グリーンインフラレンディングを活用していることがわかります。

気になったのでJCサービスについて調査してみたのですが、かなりギリギリのラインで事業を手がけている印象で、個人的にはグリーンインフラレンディングはやはりハイリスク・ハイリターンだという印象を残す結果となりました。

グリーンインフラレンディングの注目案件

グリーンインフラレンディングの注目案件

管理人が現在注目しているグリーンインフラレンディングの投資案件を紹介します。

後日更新予定。

管理人の評価

管理人の評価

上記で説明した内容でほぼすべてなので、コメントはあまりありません。

利回りはソーシャルレンディング業者の中でも突出して高いのですが、募集案件の内容や貸付先の状況を調査していると、ハイリスク・ハイリターンだと思わざるを得ません。

太陽光発電をはじめ、再生可能エネルギーは以前に比べてイケイケ状態ではなくなってきています。

こうした状況の中、記事執筆時点でグリーンインフラレンディングの資金調達額は54億円に達しており、そのうち現在返済済みの金額は5億円程度です。

個人的には、ここから新規の案件に積極的に投資をするのはリスクが高いような気がするのですが、いかがでしょうか・・・

姉妹サイトの「くらべるレンディング」では、グリーンインフラレンディングの投資案件についての分析レポートや評価を行っています。合わせてご覧ください。

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